今まではカミソリや毛抜きで処理していた憎きムダ毛。でも、うまく剃れなくて血が出てしまったり、処理しすぎて毛穴が黒ずんで見えたりといったトラブルで困っている人も多いのでは?もっと簡単で肌がキレイに見える脱毛方法として挙げられるのが、塗るだけでムダ毛がツルツルになるという「除毛クリーム」です。また、最近気になる家庭用脱毛器とも比較。快適な脱毛ライフを模索する編集部Mがご紹介します! 

除毛クリームってなに?どうしてムダ毛がなくなるの?

除毛クリームとは、肌の表面に生えている毛を溶かす作用のあるクリームのことを指します。除毛クリームには、たんぱく質の一種(ケラチン)を溶かす成分が配合されており、塗って洗い流すだけで簡単にムダ毛を処理できます。

この除毛効果は表面に出ている毛だけで、毛根に作用するわけではないの永久脱毛の効果はありません。人によっては肌荒れを起こしてしまう場合もあるので、天然由来の肌に優しい成分や保湿効果のある成分を配合している商品を選んで試してみるとよいでしょう。

多くの商品は、皮膚の薄い顔周りやVIOなどのデリケートゾーンには使用できないので注意が必要です。また、肌を傷めないためにも、使用前には必ず目立たない部分でパッチテストを行い、使用後24時間以内に異常が出ないか確かめる必要があります。

除毛クリームの使い方

ほとんどの商品は、乾いた状態の清潔な肌に使用します。塗った後に洗い流す必要があるので、お風呂タイムに使う人が多いようです。

【基本の使い方】

※各商品の使用方法・使用上の注意をよく読んでご使用ください。

①専用のスポンジやヘラにクリームをとり、ムダ毛が気になる部分(脚や腕、わきの下など)にまんべんなく塗る ※使用してはいけない箇所については、商品の説明書きに従ってください

②5~10分程度放置する ※放置時間は商品によって異なりますので、商品の説明書きに従ってください

③一部だけティッシュなどで拭きとり、除毛されていることを確認する

④やさしくなでて毛を落としながら、クリームが残らないようしっかり洗い流す⑤そっと水分をふき取り、保湿をする

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脱毛完了!

【除毛のコツ】

◇塗る前に、長い毛はある程度カットしておくと効果が出やすくなります。

◇除毛クリームは、やや多め(厚め)に塗るのがポイント。根本からしっかりと、毛が見えなくなるくらい塗るのがオススメです。

◇除毛クリームを塗った後、ラップやティッシュなどで軽く覆っておくと、クリームの浮き上がりを防げます。

◇放置している間は、塗った部分に水がかかってはいけません。ただし、直接勢いよく水をかけなければ、シャワーを浴びても問題ない商品もあります。

◇髪の毛や爪などにクリームが付着すると傷んでしまうことがあるので十分注意してください。

除毛クリームについてのQ&A

除毛クリームを使うと毛が濃くなるって本当?

濃くなりません。毛は、毛先が細く、根本が太いもの。根本から処理されるため、次に生えてくる毛が太く濃くなっているように見えるだけです。

除毛クリームって毎日使っていいの?

肌が荒れる可能性があるので、毎日の使用は避けてください。商品によって異なりますが、2日~5日おきに使用しましょう。

除毛クリームと脱毛器、どっちを選ぶべき?

近年、美容業界でも注目が集まっている家庭用脱毛器。おうちで過ごす時間が多くなったこともあり、家でできる美容の一環として、家庭用脱毛器で脱毛を始める方が増えているようです。

ここで言う脱毛器とは、主に家庭用光美容器のこと。メラニン色素に反応する光を照射して毛根にダメージを与え、毛を薄く、生えづらくします。即効性はありませんが、2~5ヶ月程度の使用でだんだん効果が現れてくるようです。

最近では、痛みがほとんどなく、操作も簡単な家庭用脱毛器がいろいろなメーカーから発売されています。なかには、顔周りやVIOなども含め全身使用可能な機種、スキンケア機能がついている機種などもあります。

「明日までにムダ毛のないツルツル脚にしたい!」というような場合は、脱毛器を使うよりも除毛クリームのほうがよいかもしれません。一方で、「定期的なお手入れを簡単にしたい」「将来的にムダ毛を目立たなくしたい」という場合は、脱毛器を使うことも視野に入れるとよいでしょう。

除毛クリームと家庭用脱毛器のメリット・デメリット

【除毛クリームのメリット】

・900円代~3,000円代と比較的低価格で購入できる

・ドラッグストアなど、身近なところで手に入る

・その日のうちに効果が出る

・カミソリよりも毛穴が目立ちにくい

・所要時間15~20分程度とスピーディーに処理できる

【除毛クリームのデメリット】

・定期的に除毛クリームを買うお金がかかる

・敏感肌など、肌の弱い方は荒れてしまう可能性がある

・使用できない箇所がある

・髪の毛や爪に付着すると傷める恐れがある

・使い続けても毛量は減らない(お手入れし続けなければならない)

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【家庭用脱毛器のメリット】

・脱毛サロンのように予約がいらないため、自分の好きな時に脱毛できる

・一度購入すれば全身脱毛に使える(照射回数制限あり)

・使い続ければ毛の量が減り、お手入れが楽になる

・敏感肌の人や子どもも安心して使用できる機種もある

【家庭用脱毛器のデメリット】

・人気の機種は5万円以上と、価格が高い

・使い始めは即効性がない

・人によっては痛みを感じたり、肌荒れしたりすることがある

・産毛のような細い毛には効果が薄い場合がある

家庭用脱毛器についてのQ&A

脱毛器を使えば永久脱毛ができるの?

家庭用の脱毛器は、毛を薄く生えにくくするもの。永久脱毛はできないので、完全に生えなくなるとはいえませんが、使い続ければ以前よりも処理の時間はずっと短くできます。

子どもや男性の肌にも使えるの?

商品によって異なりますが、使えるものがほとんどです。ただし、ヒゲなど、場所によっては使えない場合もあるので、説明書をよく読みましょう。

脱毛器から照射される光で内蔵が傷ついたり、皮膚がんになったりしない?

脱毛器の光は肌の奥には届かないので、血管や内蔵を傷つけることはありません。また、皮膚がんの主な原因と考えられるのは紫外線。脱毛器から出る光は紫外線とは別物なので、脱毛器が原因で皮膚がんになることはありません。

長期的な視点で考えれば、家庭用脱毛器がお得!?

除毛クリームは、すぐに表面の毛を取り除くもの脱毛器は、長期的な目で見て毛を薄く、生えづらくするものです。どちらにもメリットとデメリットが存在します。

「明日、肌を出す服が着たい」「プールや海に行く予定がある」など、すぐにムダ毛処理をしたい方には除毛クリームはとても便利ですが、使い続ければそれだけ肌への負担も大きくなります。将来的なムダ毛ケアのことを考えれば、家庭用脱毛器の購入を検討するのは決して損ではありません。

ちなみに私は以前、除毛クリームを使用していました。比較的毛が薄かった腕はキレイになったのですが、太く硬い毛質の脚はすぐにポツポツ毛穴が目立ってしまうので、今では家庭用脱毛器を使っています。少しずつですが、脚の毛も薄くなってきましたよ。

「半年後の結婚式に向けてキレイになりたい」「毎日ムダ毛を処理したくない。処理する時間、期間を短くしたい」という方には、早めに脱毛器を使うことをオススメします。

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