自分の肌や毛質に合っているか必ず確認を！
光脱毛器は、毛のメラニン色素に反応して光が照射されます。そのため、日焼けをして肌の色が濃くなっている方だと肌を傷つけてしまうことも。また、毛の色素が薄い方は機械が反応しなかったりと、思うように使えない場合があります。
購入・使用の前に公式HPなどを見てご自身の肌、毛に使用できるか確認しておきましょう。また、メーカーによって、脱毛に使用できる範囲が異なる場合があるので、処理したい部分が対象になっているかも確認が必要です。
使用する際は１～２週間おきに照射する必要があるので、事前にスケジュール帳に書き込んでおくなどして照射する日を忘れないようにしましょう。女性の場合、生理前後はホルモンバランスの乱れから肌トラブルが起こりやすくなるので、できれば生理前後を避けて使用できるスケジュールを組むといいでしょう。
事前準備・セットの注意点
光脱毛器を使う前に、身体を洗って汚れを落としておきましょう。また、事前にムダ毛を剃っておいてください。この時、カミソリなどで肌を傷つけないよう注意しましょう。怪我をした部分には光脱毛器を使用できません。
ムダ毛を処理し終わったら、清潔なタオルなどで拭いて、肌が乾いた状態にしてください。乾燥が気になる方もいるかと思いますが、光脱毛器は乾いた肌に使用するので、保湿クリームなどは塗らないでください。
事前準備が整ったら、機械をセットします。メーカーによって異なりますが、照射のレベルを変えられる機種の場合は、一番低いレベルにセットしておきましょう。また、冷却機能が付いていない機種の場合は、保冷剤などで照射する部分の肌を冷やしておくと、痛みを感じにくくなります。
パッチテストは必ず行いましょう!!
照射口をアルコール等で拭いて清潔にし、照射レベルを一番低く設定したら、まずは肌の目立たない部分にパッチテストを行ってください。照射後に長く続く痛み、腫れ、赤み、発疹などが出ないかを確認します。すぐに治まれば問題ありませんが、１～２日経っても治らない場合、すぐに使用を中止して医療機関へ相談しましょう。
いよいよ照射！照射するときの注意点
パッチテストで問題が出なければ、本格的に全身に使っていきましょう。
事前に軽く肌を冷やし、照射口を肌にぴったりくっつけます。照射口と肌の間にすき間があると照射できない場合があるので、角度や向きの調整を行いましょう。１度照射した部分に２度当てないように、また、照射していない部分ができないように気を付けながら、少しずつずらして使用します。
この時、照射される光を直接見てはいけません。最悪の場合失明する可能性もあるので、サングラスが付属している場合は、必ず装着しましょう。慣れてきたら照射レベルを少しずつ上げて、ご自身にちょうどいいように設定してください。VIO用のアタッチメントや美肌用アタッチメント（モード）が付いている機種もあるので、用途によって使い分けましょう。
照射した回数によって、カートリッジを付け替える必要のある機種もあります。本体等に、残りの照射可能回数が表示されているものが多いので、確認しながら使用するとよいでしょう。
使用後のケアも忘れずに!!
使用後にも、照射でほてった肌を軽く冷やします。そのあとでクリームなどを使ってしっかりと保湿することが大切です。
肌への刺激を避けるため、脱毛器の使用後24時間は、入浴、サウナなどは控えましょう。
また、使用期間中は、日焼けをしないように注意が必要です。脱毛器による照射では、メラニン色素に反応して毛根にダメージを与えます。そのため、日焼けをして肌にメラニン色素が残留すると、毛への効果が出にくくなってしまいます。
さらに、あまり効果を感じないからと、何度も照射したり、規定の頻度を上回って使用したりすることはやめましょう。肌を傷つけたり、火傷、色素沈着などが発生したりする場合があります。
最初の数回では大きな変化は見られませんが、２~３ヶ月と使い続けることで徐々に効果が見えてきます。薄着になる機会が多い夏、友人や恋人とのお泊まり、イベントなどに向けて、長い目で計画的に使い始めるのもいいかもしれません。
自宅で手軽に、正しく脱毛しましょう！
光脱毛器は想像以上に使い方が簡単。「脱毛サロンは通い終わったけど、ムダ毛が数本だけ生えてきてしまった」、「VIOを他人に処理してもらうのは恥ずかしい」なんていう方にも、おうちで簡単に処理できる家庭用脱毛器は最適です。
肌へのダメージを最小限に抑えるよう、パッチテストを忘れずに行ってから使ってくださいね。10代の子どもや男性のヒゲに使用できる機種もありますので、家族、恋人など、ムダ毛で悩んでいる身近な人とシェアするのもいいですね！
家庭用脱毛器を正しく使用して、全身ツルスベ肌をめざしましょう。
